【ふうせんバレーボール・ルール】


用 具
@コートはバドミントンコート(6.1m×13.4m)ネットの高さ
(1.55m)を使用します。
ネットから2.5mのラインをサービスライン(アタックライン)とします。
Aボールは、鈴入りの直径40pのゴムふうせんを使用します。

チーム

@競技者はハンディプレイヤー(障害のある選手=以下HP)3名とアドバンテージプレーヤー(障害のない選手=以下AP)3名の計6名で構成し、他に交代選手をおくことができます。
Aキャプテンのみ審判に質問や意見をすることができます。
B競技者6名のハンディレベル(後述)の基本的な組合せは、
[1.2.3.4.4.4]ですが、レベルの高い(数字の小さい)選手はレベル
の低い選手に代わって出場することができます。原則としてHPのレベルの
組合せは下の5通りになります。
[1.1.1.][1.1.2.][1.1.3.][1.2.2.][1.2.3.]
また、レベル1、または2の選手がいないチームについては、
[1.3.3.3.4.4.]や[2.2.3.3.4.4.][2.2.2.2.4.4.]
[2.2.2.3.4.4.]の組合せを可とします。

進 行

@代表者がジャンケンをして、勝ったチームがサーブ権を取ります。
A試合前に決めた順番でサーブをしますが、順番を間違えた場合は審判が指導
をします。(サーブオーダーミスは取りません)
Bボールが自コートに入ってから競技者6名全員がボールを打ち、規定打数
10回(状況により変更可)以内で相手コートに返します。
C規定打数の間に1人が2回までボールを打つことができます。
D競技者のポジションは自由とし、交替は何度でも行なえます。
E作戦タイムは1回(30秒)のみ取ることができます。
F得点はサーブ権に関係なく加算されます。(ラリーポイント制)

勝 敗

@1セットマッチの15点制とします。14対14でジュースとし、2点先取
したチームの勝ちとなります。
A試合は20分間とし、その時点で得点の多い方が勝ちとなります。同点は引
き分けとします。その後の判定は、大会ルールにより決定します。

サーブ

@サーブは2回制とします。(HPは奇数、APは偶数のゼッケンをつけ番号
順にサーブを行なう)
AAPはサービスライン後方から、HPは任意の位置からサーブを打ちます。
BHPは任意の選手からトスのアシストとサーブ後に1打のアシストを受けら
れます。また、ボールを投げ入れてもかまいません。
※トスはボールを上に投げ上げるようにして行ないましょう。
C1点を得点すると、次の選手とサーブを交代します。
Dネットインはアウトとなりますが、ネットを越えて相手コート側のネットに
ボールが触れた場合はセーフとします。

反 則

ダブフォルト サーブを2回とも失敗した場合
ナットオール 全員がボールを打つ前に相手にボールを返した場合
オーバータイムス 10回以内に相手にボールを返せなかった場合(11)
10回の間に同一選手が3回ボールに触れた場合
◎ドリブル 同一選手が連続して2回打った場合
◎ホールディング ボールを持ったり、運ぶようなパスをした場合
ジャンプアタック ジャンプしてサーブ、アタックをした場合
オーバーライン APがサービスラインを越えてアタックした場合
※上肢に障害が無く、立って打つHPにも適応
フットボール APが故意にボールを蹴った場合
ナットパス HPへ故意に当てるようなパスを行なった場合
ネットタッチ ネット(含む支柱)に体や補助具が触れた場合、ただしHPの体の一部がネットの下から相手コートに出た場合は反則とみなしません。
オーバーネット 身体の一部がネットを越えた場合
インターフェア 相手選手のプレーを妨害した場合
ファウルタッチ 松葉杖などの補助具明らかにボールを打った場合
隣のコートへの進入禁止 ゲーム中にボールなどを追いかけて隣のコートへ入ることは禁止されています。隣のコートで試合をしていても、していなくてもこのルールは有効です。

◎印についてはHPのやむをえないプレーに対して配慮を加えます。


その他

アウトオブバウンズ ネットとコート内の床面以外の物や床面にボールが触れた場合、そのボールはアウトとなります。ノータッチ補助具にボールがあたっても1打とはみなしません。
※義手・義足は補助具ではなく、体の一部とします。
ノーカウント 競技中断や判定不能の場合には再プレーとします。
審判主審1名、副審1名で、試合進行等、その他ルールに関する
判定をし、最終決定は主審が行ないます。

lk;l./llll


>>>☆☆ルールの補足☆☆−−−−−−−>>>


【ライン上のイン・アウト】

ライン上のボールのイン・アウトの判定は、真上から見て、ボールの一部がラインにかかっていればイン、完全に離れた場合のみアウトとします。


【センターオーバー】

センターラインやネットは、コートの外にも延長してあるものとして判定し、ラインを越えれば、センターオーバーやオーバーネットの反則となります。

【マーカー外アウト】

ボールを相手コートに返す場合、ネットの上で、ボールの内側(マーカー内)を通過しなければなりません。イン・アウトの判定は、ボールの一部がボールの延長線にかかっていればイン、かかっていなければアウトとなります。

【アタックの判定】

ボールを打った位置からボールが下に向かって進んだ場合、APかHPかに関わらず、すべてアタックと判定します。
但し、明らかにチョコンと当てるような弱い打ち方は、フェイントと判定しボールが下方向に向かってもアタックとは判定しません。
アタックは、2.5mライン後方から打たなければなりません。但し、HPの場合のみ、  ドライブアタックはアタックラインの前から打ってもOKとします。





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